白湯は健康やダイエットに良い?その効果と手軽に続けられる飲み方とは

2021年3月18日
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健康や美容意識が高い人に人気の「白湯」習慣。水を沸かした白湯を飲むだけでうれしい効果がたくさんあるといわれています。白湯のメリット、正しい作り方や飲み方、アレンジや継続しやすいコツなどをご紹介します。

監修

今朝喜 寛
今朝喜 寛 (健康ソムリエ)

出版会社、マーケティング企業に勤務後独立。約15年間にわたり健康情報記事を500本以上作成。健康成分の効能効果に精通する。西洋医学を基礎として学び、高血圧・糖尿病・脂質異常症などの生活習慣病をはじめ50を超える病気についての知見を持つ。

また、100名を超える医療従事者への取材実績があり、病院経営などのテーマも得意としている。その後、ヨガ、漢方などの東洋医学を学び、2018年に健康ソムリエ資格を取得。

白湯ってなに?

まずは白湯の基礎知識について。白湯とはどのような状態のお水を指すのか、お湯との違い、白湯の作り方について説明します。

白湯とは

「白湯(さゆ・しらゆ)」とは、何も混ざっていない水を沸騰させたもので、不純物がなく無色透明のお湯のことです。白湯は身体に良いといわれていますが、これはインドやスリランカ発祥の伝統医療「アーユルヴェーダ」の観点によるものです。

アーユルヴェーダとは、5000年もの歴史を持つ世界三大伝統医学のひとつで、サンスクリット語のアーユス(Ayus:生命)とヴェーダ(Veda:科学)を組み合わせた「生命科学」という意味を持ちます。

病気に対して投薬や手術を施す「対症療法」の西洋医学と異なり、身体の自然治癒力を高めて病気を治す「根本治療」に主眼を置いています。鍼灸や漢方など、東洋医学に近いといえます。

白湯とお湯の違い

白湯は一度沸騰させたお湯のことで、厳密に「何℃」という規定はなく、約50~90℃と幅があります。一般的には「ふうふう」と言いながら飲む、熱めのお湯を指すことが多いです。

湯冷ましも白湯と同じように「一度沸騰させてから冷めたお湯」ですが、人肌~常温程度(20~40℃)を指す場合が多いようです。

白湯の作り方

必要なものは、お湯を沸かすためのやかんや鍋、お水だけです。水道水などの入手しやすい水を使えば良いでしょう。

作り方のポイントは、沸騰させることです。

アーユルヴェーダ式の白湯を本格的に作るなら、10~20分程度沸騰させてから火を止め、冷まします。ここで大切なのは10分以上沸騰させること。有害性が疑われ水質基準に定められているトリハロメタンという成分は、沸騰してすぐに火を止めてしまうと増加するという研究報告があるためです。また、急いで冷ましたいからと、水道水や氷を入れるのは止めましょう。しっかり沸騰させることで不純物を飛ばした水なのに、不純物が混ざってしまいます。

とはいえ、白湯を飲むたびに水を沸かすのは少し面倒と感じるかも。そんな方はウォーターサーバーの温水を利用すると便利です。

ウォーターサーバーの水は、日本人が飲み慣れている軟水なので、胃腸にやさしく口当たりもまろやか。白湯に向いているといわれています。塩素などの不純物も含まれないので、沸騰させる必要もありません

忙しい朝も温水を注いで少し冷ますか、冷水を足して温度調節するだけと、とっても手軽です。 大切なのは、毎日の習慣にすることです。自分にとって続けやすい方法で、はじめてみましょう。

白湯の効果

白湯を飲んで身体が温まると、さまざまな不調が解消するといわれています。白湯のメリットを確認しましょう。

胃腸の働きを整える

胃はストレスや睡眠不足、暴飲暴食やアルコールなどでダメージを受けやすいといわれる臓器です。「自分は胃が弱い」と自覚している方も多いのではないでしょうか?

腸は「第二の脳」ともいわれ、脳からの指令がなくても、自ら身体の状態を一定に保つ役割をしています。腸内環境を整えて健康な状態にする「腸活」も人気を集めています。

胃と腸はどちらも健康の基礎となる臓器です。ふだんからお腹の調子を整えておくようにしたいものです。

白湯で胃腸が温められると、代謝や免疫力の向上、消化促進、老廃物の排出がスムーズになるといった効果が期待できます。老廃物の排出がスムーズになれば、内臓にかかる負担も減り、結果として疲れにくくなるというメリットも。

コーヒーや紅茶と違い白湯はカフェインを気にする必要もないので、気軽にはじめやすいでしょう。

ダイエットしやすいカラダに

白湯によって胃腸をはじめとした内臓が温まると体温が上昇し、「基礎代謝」がアップします。基礎代謝とは、じっとしている時でも呼吸や体温維持などで消費されるエネルギーのことです。内臓温度が1℃上がると基礎代謝量は約10~12%上がるとされています。

基礎代謝量が上がれば、運動量が同じでも消費するカロリーが多くなるため、ダイエットの一環として白湯を取り入れている人も増えています。

冷えやむくみ、便秘などの解消

冷たいものの食べすぎや飲みすぎ、エアコンによる冷え、運動不足などは、内臓が冷える原因です。内臓が冷えると自律神経が乱れて、腸の動きも鈍くなり、冷えやむくみ、便秘、肌荒れなどを引き起こします

手足は温かいなど特に自覚はないため「近頃なんとなく不調だな」という方は内臓の冷えを疑ってみましょう。

これらの不調を解消するには、お腹を温めることが大切。胃腸を直接温めてくれる白湯は最適といえます。また、湯船に浸かる、軽い運動なども取り入れると消化機能や代謝が向上し、老廃物も効率よく排出されるようになります。結果として、便秘やニキビなどの解消が期待できます。

白湯の正しい飲み方

ここからは白湯を飲む量やタイミングについて説明します。

飲む量

厚生労働省によると1日に必要な水の量は、成人男性で約2.5リットル。逆算すると女性でも2リットルは必要といえそうです。そのうちの800ミリリットルを目安に白湯を飲むと良いでしょう。

ただし白湯は水分であることには変わりはないので、飲みすぎるとむくみの原因になりかねません。また、必要な栄養素まで流されてしまう可能性もあります。適量にとどめましょう。

タイミング

1日数回、コップ1杯約200ミリリットルを数分かけてゆっくり飲むようにします。

特に就寝中は胃腸が冷えていますので、寝起きの1杯で胃腸を温めましょう。一気に飲み干すのではなく、1杯を少しずつ、10分程度かけて飲みます。朝食の30分くらい前に飲み終えておくと、胃腸の動きが活発になり、消化吸収も良くなります。

その後は、3度の食事中に飲むのがおすすめ。食事を何口か食べたら、白湯を一口すするという割合で飲むと良いでしょう。もちろん食間に飲むのも良いですが、摂りすぎないように注意してください。

白湯をおいしくアレンジ

白湯を始めてみたものの無味無臭で、続けるのはちょっとしんどいと感じるかもしれません。そんなときには、少しのアレンジでぐっと飲みやすくなります。「味変」したいときにもおすすめです。

ただし、寝起きの白湯は、胃腸への負担を考慮して、何も入れずに飲むのがおすすめです。

白湯+はちみつ

白湯のアレンジとしてポピュラーなはちみつ。白湯にスプーン1杯のはちみつを加えると、ほんのり甘く飲みやすくなります。

はちみつには、果糖やブドウ糖、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、酵素、ポリフェノールなど、体にうれしい成分が豊富で、保湿作用や抗酸化作用、お口の粘膜の保護など幅広い効果が明らかにされています。

白湯+重曹・クエン酸

お掃除などにも活用される重曹とクエン酸ですが、食用のものは健康面にもメリットがあるといわれています。白湯に重曹とクエン酸を加えると科学反応を起こし、炭酸ガスが発生。炭酸水のように腸を刺激して、働きを活発にするなどの効果が期待できます。

分量は白湯100ミリリットルにそれぞれ1グラム程度で十分です。重曹には塩分が含まれているため、塩分過多にならないよう注意しましょう。また、炭酸ガスが発生するため、少し大きめの容器に少しずつ白湯を加えるようにすると、吹きこぼれにくいです。

重曹やクエン酸には掃除用もあるので、くれぐれも間違えないように注意してください。食用は主にスーパーの製菓コーナーなどにあります。また、クエン酸はレモンにも含まれているので、レモン汁を数滴たらして飲むのもおすすめです。

白湯+生姜

生姜は、よく洗ったあとで、皮ごと薄く3~4枚スライスし、熱めの白湯を注ぎます。10分程度おくと、飲みやすい温度になり、成分もしっかり抽出されます。時間がないときはチューブの生姜小さじ1杯で代用するのもあり。生姜には血流改善、お腹の調子を整えるなど幅広い健康効果がありますので積極的に摂りましょう。

白湯+黒酢

黒酢には健康の基礎となるアミノ酸やミネラルが豊富に含まれています。また、主成分の酢酸には血圧や血糖値の低下、疲労回復などさまざまな効果があります。

しかし、酸性のためそのまま飲むと胃が荒れてしまうこともあるので、白湯で割って飲むのがおすすめ。摂取量は1日あたり15~30ミリリットル程度がよいでしょう。

白湯+オリーブオイル

コップ1杯にオリーブオイル小さじ1杯程度を入れると、表面に油膜ができて白湯が冷めにくくなります。オリーブオイルには疲労回復や肌の保湿など女性にうれしい効果があります。また、腸のぜん動運動を促す働きがあるといわれているため、便秘気味な方にもおすすめです。

おすすめのウォーターサーバー

ここからは毎朝の白湯を習慣にしやすい、おすすめのウォーターサーバーを紹介します。

フレシャス|Slat

実質月額【24L】
(水+サーバー)
5,186円~
月額レンタル料
990円(初月無料)
(水3箱以上購入で次月0円)
水の料金
(500ml換算)
約87円~
月額電気代の目安 約380円~
サイズ 幅:29cm/奥行:35cm/高さ:111cm
重量 24kg
カラー マットホワイト/マットブラック
ボトルのタイプ 使い捨てボトル(9.3L)
ボトル位置 下部
設定温度
冷水:約4〜10℃
温水:約80〜85℃
エコモード:約70〜75℃、リヒートモード:約90℃
タンク容量
冷水:1.5L
温水:1.5L
チャイルドロック
あり(冷水/温水/常温水)
操作ボタンがサーバー上部
衛生機能 オートピュアキープシステム/フレッシュ機能
省エネ機能 あり
水の種類 天然水
使いやすさ

ポイント

  • デザイン性の高いウォーターサーバーでお部屋のインテリアになじみやすい
  • ボトルの設置位置が本体下部なので、ボトル交換が簡単
  • エコモードやリヒートモードでお湯の温度設定が変えられる

デザイン性が高いウォーターサーバーをそろえていることで人気のフレシャス。グッドデザイン賞も受賞している「Slat(スラット)」は、小さな子どもの安全も考慮した設計がされていて、キッズデザイン賞も受賞しています。

水のボトルは本体下部に設置するタイプなので、ボトルを持ち上げる必要がなく、腕力に自信がない人でも交換は簡単。給水口の位置も高めなので、使いやすいのもうれしいポイントです。

お湯の温度は通常モード(80〜85℃)のほか、エコモード(70〜75℃)やリヒートモード(約90℃)の3段階に設定できます常温水も使えるので、さまざまなシーンで利用しやすいでしょう。

  • 大きさが不安でしたが、横幅がスリムでジャストサイズでした!お水もおいしいので、家族もたくさん飲んでくれています
  • お湯がいつでも出せてとても便利です。交換も簡単だし、今となってはもっと早く導入しておけば良かったなって思います
  • 配送ペースがスマホで管理できて便利です

アルピナウォーター|スタンダードサーバー

実質月額【24L】
(水+サーバー)
2,897円~
月額レンタル料
629円(初月無料)
(栃木・群馬・福島は660円)
水の料金
(500ml換算)
約47円~
月額電気代の目安 約1,000円~
サイズ
幅:30cm/奥行:31cm/高さ:82cm
(12Lボトルセット時)
重量 13.5kg
カラー ホワイト
ボトルのタイプ
使い捨てボトル(7.6L)
回収ボトル(12L/18.9L)
ボトル位置 上部
設定温度
冷水:約5℃
温水:約85℃
タンク容量
冷水:-
温水:-
チャイルドロック
あり(温水)
冷水にも取付可
衛生機能 エアフィルター
省エネ機能 -
水の種類 RO水(ピュアウォーター)
使いやすさ

ポイント

  • 安心して飲める「RO(アールオー)水」が12リットル1,134円と最安クラス
  • 購入ノルマがなく、好きなときに注文できる
  • 2年おきにウォーターサーバーを無料で交換してくれる

アルピナウォーターの水は、不純物がほとんど含まれていないピュアウォーターです。アルプスの天然水をRO膜(逆浸透膜)という極めて細かいフィルターでろ過し、水分子以外の不純物のほとんどを除去。ミネラルもほとんど含まれていません。

ウイルスなども除去できる仕組みなので、安全性の高い水になります。この水が12リットル当たり1,134円と宅配水業界の中でもかなりの低コストで利用できます。

毎月のノルマがないので在庫にもならず、ランニングコストを抑えたい人や一人暮らしの人でも利用しやすいウォーターサーバーです。

  • なくても困らないとは思いつつ、便利なので手放せません。もう10年ほど利用しています
  • 購入ノルマがあると使い切れずにたまってしまいそうだけど、アルピナウォーターなら安心です
  • 胃腸が弱いので水道水はそのまま飲めませんが、不純物がほとんど含まれていないので安心して飲めています

コスモウォーター|ECOTTO

実質月額【24L】
(水+サーバー)
4,104円
月額レンタル料
0円
(初回のみ出荷手数料2,200円)
水の料金
(500ml換算)
約86円
月額電気代の目安 約125円~
サイズ 幅:31cm/奥行:34.8cm/高さ:129cm
重量 約19.7kg
カラー ホワイト/ブラック
ボトルのタイプ 使い捨てボトル(12L)
ボトル位置 上部
設定温度
冷水:約6~10℃
温水:約100℃(ケトル)
タンク容量
冷水:2L
温水:1L(ケトル)
チャイルドロック あり(フロントドア)
衛生機能 クリーンエア
省エネ機能 あり
水の種類 天然水
使いやすさ

ポイント

  • 水は鮮度と安全性にこだわった天然水
  • 電気ケトル一体型のウォーターサーバー「ECOTTO」は、100℃のお湯が手軽に使える
  • 前面に扉がついているため、給水口や操作パネルをカバー。見た目がすっきりしていて、ほこりが入りにくい

コスモウォーターは天然水の鮮度にこだわった宅配水メーカーです。国内3ヵ所の採水地で毎日採水を行い、48時間以内に密閉型のワンウェイボトルに充填して出荷しています。

サーバーに取り付けた後も、水の新鮮さがキープできるように、タンク内に取り込む外気を特許技術でクリーン化。雑菌の侵入を防いで、最後まで水がおいしく飲めるようにしています。

2020年2月に発売された最新型ウォーターサーバーの「ECOTTO(エコット)」は、ユニークなケトル一体型。一般的なウォーターサーバーのお湯は、最も高温でも80~90℃が限界でしたが、ECOTTOは都度ケトルで沸かすので100℃のお湯が使えます

また、前面は冷蔵庫のような扉式になっていて、給水口や操作パネルが隠せます。ボトル1本分のストックもしまえるので、見た目もすっきりしているうえ、ほこりを気にしなくていいのもポイントです。

小さな子どもやペットのいる家庭、インスタント食品や熱々のお茶を飲むという人にはおすすめできる機種です。

  • 口当たりが良くやさしい味のおいしいお水で、水嫌いの夫も毎日ゴクゴク飲むようになりました
  • 子どもがまだ小さいので、水にこだわってコスモウォーターにしました。子どもも「おいしい!」といってくれているので、結果として大正解です
  • 使用後のボトルを小さく圧縮してゴミに出せるので、ボトルの置き場に困ることがなくて楽

おすすめのウォーターサーバー|比較表

サーバー名
フレシャス
Slat
アルピナウォーター
スタンダードサーバー(床置型)
コスモウォーター
ECOTTO
実質月額【24L】
(水+サーバー)
5,186円~
2,897円~
4,104円
月額電気代の目安 約380円~ 約1,000円~ 約125円~
カラー マットホワイト/マットブラック ホワイト ホワイト/ブラック
水の種類 天然水 RO水(ピュアウォーター) 天然水
使いやすさ
公式

白湯は健康やダイエットに良い?のまとめ

  • 白湯を飲む量は1日800mlが目安
  • 白湯を飲むタイミングは起床後や食事のとき
  • 身体を温める目的の白湯であれば、ウォーターサーバーを利用すると手軽で続けやすい
【参照元】
「白湯」はなぜ人気? 飲むだけ健康法の始め方|PLUS THERMOS
白湯を飲んで健康になろう!|医療法人高生会
白湯は身体の不調を改善する最強の飲みもの|小学館の雑誌『サライ』公式サイト
食欲を促し、体を温める身近な食材「ショウガ」の健康パワー|NIPRO

※この記事は2020年12月時点の各社公式発表情報を元に作成しています。商品や金額が異なっている場合もございますのでご了承ください。