ウォーターサーバーのメリットと見落としがちなデメリット

2021年9月7日
Twitter
Facebook
Line
「ウォーターサーバーは便利そうだけど、契約してから後悔したくない」と考えている人のために、具体的なメリット・デメリット、タイプ別おすすめ機種をご紹介します。ポイントごとにしっかり確認しましょう。

ここが便利!ウォーターサーバーを使うメリット

「ウォーターサーバーが便利そうなことはわかるけど、実際どんな機能があるの?」という人のために、まずは主なメリットを7つ紹介します。

おいしい水が自宅でいつでも飲める

ウォーターサーバーは「水そのものがおいしい」という点が第1のメリットです。水道水のようにカルキ臭がすることもなく、いつでもおいしい水が自宅で飲めます。

「浄水器を取り付ければ、水道水でもおいしくなるのでは?」と思われるかもしれません。しかし、浄水器から出てくる水は基本的に常温の水だけです。お湯や冷水として使うには、ケトルで沸かしたり、冷蔵庫で冷やしたりといった手間がかかります。

ウォーターサーバーなら、おいしい水をお湯や冷水として出せるので、手間なくおいしい水を活用できます。

お湯を使って料理を時短できる

ウォーターサーバーの温水機能は、料理の時短にも役立ちます。朝のうちに野菜の下ごしらえをしておきたいときやパスタをゆでたいときなどに、ウォーターサーバーがあればボタンひとつでお湯が用意できるのです。

また、ウォーターサーバーの水は安全で品質の高い水。料理に使用すると、お米がおいしく炊けたり、だしの風味を引き立てたりと、おいしさもワンランクアップします。自炊することが多い家庭ほど、ウォーターサーバーが活躍する場面は増えるでしょう。

おいしいお茶やコーヒーをすぐ淹れられる

「朝イチでコーヒーを飲みたい」「帰宅したらまず熱いお茶が飲みたい」といったときも、ウォーターサーバーの出番です。毎回お湯を沸かすのは面倒ですが、ウォーターサーバーがあればいつでもすぐにお湯が使えます。誰でも手間なく好きな飲み物を用意できるため、突然の来客があったときも安心。手間がなくなったことで家族のケンカが減ったという家庭もあるようです。

ウォーターサーバーの中には、フレシャスの「Slat+cafe(スラット+カフェ)」といったカフェ機能付きのサーバーもあります。コーヒーメーカーのように使用できるため、コーヒー好きの人はチェックしておきたい機種といえるでしょう。

重いペットボトルを買って帰らなくていい

おいしい水を使うために、スーパーなどでペットボトルを購入している人もいるでしょう。それもひとつの選択肢ではありますが、水の入ったペットボトルはかなりの重量です。力の弱い人や女性にとっては、大きな負担になっているのではないでしょうか。

ウォーターサーバーであれば自宅まで水が配達されるため、持ち運ぶのは家の中のわずかな距離だけで済みます。決まった日時に配達されるため、まめに飲料水の残量を心配することもありませんし、うっかり水を買い忘れてしまうこともありません。

安全な軟水で赤ちゃんのミルクをすぐ作れる

これはミルクを飲む乳児がいる家庭に限定されるメリットですが、ミルク作りにウォーターサーバーを活用することで、育児の負担を減らす大きなメリットになります。

ミルクを作る際は必ず70℃以上のお湯で粉ミルクを溶かす必要があるため、ポットやケトルでお湯を沸かす必要がありますが、ウォーターサーバーがあればボタンを押すだけですぐに70℃以上のお湯が出てきます。

また、日本の宅配水はほとんどが軟水なのでミネラルの量が少なく、消化器官が未熟な赤ちゃんでも負担が少ないです。超微細フィルターにより水に含まれるほとんどの不純物を取り除いたRO(アールオー)水であれば、より安心して与えられます。

災害時用に備蓄できる

災害や異常気象に備えるため、水を備蓄している人も増えているでしょう。とはいえ、水には消費期限があり、毎日使用するわけではない備蓄用の水を気にかけておくのも大変です。

しかし、ウォーターサーバーを利用していたらストック用の水がたいてい自宅に置かれています。常に新しい水が届くので、賞味期限を気にする必要もありません。「災害時に飲める水があること」は、かなり心強い安心材料となるでしょう。

水分補給の習慣をつけやすい

水は生命維持に欠かせないものですが、具体的に1日あたりどのくらい水分補給したらいいかご存じでしょうか。厚生労働省では、体重60kgの男性なら食事以外で1.5リットルの水分補給を推奨しています。

夏場やスポーツで汗をかいたときなど、さらに多くの水分が排出される場合には、1日2リットル程度の水分を摂取したいところです。2リットルとなると500mlのペットボトル4本分ですから、意識的に摂取しない限り十分な量を補給するのは難しいかもしれません。

その点、ウォーターサーバーを設置しておけばすぐ飲める水が近くにあるため、水分補給のハードルが下がります。お茶やコーヒー、スープなどがすぐに用意できるため、工夫しながら水分補給の習慣を付けることもできるでしょう。

水分補給・料理・お茶・コーヒー・マイボトルで持ち歩き・調乳・離乳食・備蓄

ここに注意!ウォーターサーバーのデメリット

メリットは多いウォーターサーバーですが、デメリットもあります。どれも基本的なことですが、後悔しないようにしっかりとチェックしておきましょう。

ランニングコストがかかる

ウォーターサーバーは無料で利用できるわけではありません。ウォーターサーバー本体の月額レンタル料や水の料金、電気代などが毎月かかってきます。

金額は利用するメーカーや水の使用量によって異なりますが、コストは大まかに月3,000~8,000円くらいだと考えておくとよいでしょう。単純に水のコストだけを比較すれば、スーパーや通販を利用してペットボトルの水を買った方が安いかもしれません。

水代・サーバーレンタル料・メンテナンス費・送料

ボトル交換が手間

ウォーターサーバーの利用者の中には「ボトル交換が面倒」という人もいます。ウォーターサーバーは配達された水の容器をサーバーにセットして使うのが一般的です。サーバー上部にセットする機種だと、だいたい1mの高さまでボトルを持ち上げなければいけません。

12リットルボトルが主流なので、重さは12kg程度のものが多いです。持ち上げられない重さではありませんが、それなりに負担はあります。心配な場合は、容量の少ない軽量ボトルのあるメーカーや、サーバー下部にボトルをセットするサーバーを選択してください。

下部設置タイプは持ち上げる必要がない・ミニボトルや軽量パックはラクに持ち上がる・上部設置タイプは重くて大変

サーバーの置き場所が必要

ウォーターサーバーを利用する場合、本体を置くスペースが必要です。床置き型であれば、サイズは幅30cm、奥行40cm、高さ1m程度になります。このサイズのウォーターサーバーを置いた状態をイメージしてみて「邪魔にならないかどうか」を考えておきましょう。

スペースを取りたくない場合、卓上型のウォーターサーバーを利用するのもひとつの方法です。卓上型のサイズは、だいたい幅30cm、奥行40cm、高さ60cmほどとなります。

このほか、ストック用の水のボトルを置くスペースも確保する必要があります。すでに収納スペースが飽和状態という場合は、ボトルをしまう場所がないことがストレスになるかもしれません。

定期的なメンテナンスが必要

ウォーターサーバーは飲料水を管理するものですから、雑菌の繁殖を防ぐために定期的なメンテナンスや掃除が必要です。主に掃除する箇所は、本体表面・蛇口部分・ボトル差し込み口・受け皿の4ヵ所です。

しかし、それほど難しく考えることはありません。本体表面はホコリを取るだけなのでほかの家具と変わりませんし、受け皿は水分を捨てて食器と同じように洗うだけです。蛇口と差し込み口はアルコール除菌できるシートなどで拭き掃除をしておくとよいでしょう。

本体内部は、自分でメンテナンスすることはできません。メーカーによるメンテナンスを利用することになります。メンテナンスの有無や頻度、有料か無料かはメーカーによって異なるため、契約前に確認しておきましょう。

タイプ別のおすすめウォーターサーバー

ひと口にウォーターサーバーといっても、メーカーによって特徴はさまざまです。各メーカーのセールスポイントにフォーカスして、自分にぴったりのメリットが得られるウォーターサーバーを探しましょう。

ボトル交換が簡単|フレシャス

実質月額【24L】
(水+サーバー)
4,158円~
実質月額【48L】
(水+サーバー)
8,313円~
月額電気代の目安
約330円~
(dewoの場合)
月額レンタル料 0~1,320円
水の料金
(500ml換算)
約87円~
水の種類 天然水
ボトルのタイプ
使い捨てパック(4.7L/7.2L)
使い捨てボトル(9.3L)
デザイン
使いやすさ

ポイント

  • 「富士」「朝霧高原」「木曽」の3つの天然水から選べる
  • 水の容器が軽量なので、ボトル交換の負担が少ない
  • 「Slat+cafe(スラットカフェ)」にはコーヒーメーカーの機能が搭載されている

フレシャスは3種類の天然水を提供する宅配水メーカーです。「FRECIOUS富士」は富士山の標高約1,000mの地点で採水される天然水、「FRECIOUS朝霧高原」は1リットルあたり180μgというバナジウム含有量が豊富、「FRECIOUS木曽」は長野県御嶽山から湧き出る希少価値の高い湧水、といった特徴があります。

フレシャスで使用される水の容器はボトルとパックの2タイプがあります。ボトルは9.3リットル、パックは7.2リットルと4.7リットルです。いずれも一般的な12リットルのボトルに比べるとはるかに軽量で、交換作業に不安のある人も使用しやすいでしょう。

どちらも使い終わったあとは小さく畳めるため、ゴミがかさばらないというメリットもあります。

「コーヒーがないと1日がはじまらない」という人には、フレシャスのウォーターサーバーの中でも「Slat+cafe」がおすすめです。専用のドリップポッドを使えば、まるでバリスタが淹れたかのような、深い味わいのコーヒーが自宅で気軽に楽しめます。

  • 起きてすぐにおいしいコーヒーが飲めて、毎朝幸せな気分になれます
  • ECOモードを使うとすぐにミルクにちょうどいい温度のお湯が出るので重宝しています
  • パックはプラゴミに捨てればいいだけなのでボトル交換のストレスが減りました

月額料金が安い|アルピナウォーター

実質月額【24L】
(水+サーバー)
2,897円~
実質月額【48L】
(水+サーバー)
5,165円~
月額電気代の目安
約580円~
(エコサーバーの場合)
月額レンタル料 629~1,729円
水の料金
(500ml換算)
約47円~
水の種類 RO水(ピュアウォーター)
ボトルのタイプ
使い捨てボトル(7.6L)
回収ボトル(12L/18.9L)
デザイン
使いやすさ

ポイント

  • 12リットルで1,134円と水代が安く、手頃に利用できる
  • 硬度1mg/L未満の超軟水のため、赤ちゃんのミルクにも安心して使える
  • 限りなく純水に近い水なので不純物による菌の繁殖が起こりにくい

アルピナウォーターの水は、「日本の屋根」とも称される北アルプスの天然水をろ過したRO(アールオー)水です。逆浸透膜フィルターという超微細フィルターで、不純物のほとんどを取り除いているため、ミネラル成分もほとんど入っていません。超軟水のピュアウォーターなので、赤ちゃんにもミルクや湯冷ましとして安心して飲ませられます。

特筆すべきは、宅配水メーカーの中でも最安クラスの水代です。12リットルのボトルが1本でわずか1,134円しかかからないため、月に5本(60リットル)飲んだとしても5,670円に抑えられます。家族が多い家庭や水をたくさん飲む家庭ほど、お得感が増していくでしょう。

  • 水道水を使うより断然おいしいお酒が作れて満足しています
  • くせがなく子どもには飲みやすいようで、ジュースを飲む量が減りました
  • ボトルを回収してくれるので、大量のペットボトルゴミを出す罪悪感がなくなりました

天然水の味にこだわっている|プレミアムウォーター

実質月額【24L】
(水+サーバー)
3,974円~
(3年契約プラン)
実質月額【48L】
(水+サーバー)
7,948円~
(3年契約プラン)
月額電気代の目安
約500円~
(スリムサーバーIII ロングタイプの場合)
月額レンタル料 0~1,100円
水の料金
(500ml換算)
約83円~
水の種類 天然水
ボトルのタイプ 使い捨てボトル(7L/12L)
デザイン
使いやすさ

ポイント

  • 非加熱処理で天然水のおいしさにこだわっている
  • ウォーターサーバーを自宅でメンテナンスしやすい
  • 水質検査や放射能検査で安全面にも十分配慮されている

プレミアムウォーターは、天然水のおいしさにこだわった宅配水メーカーです。

天然水の水質の良さを表す目安のひとつとして、溶存酸素(水に溶け込んでいる酸素)の量がありますが、その溶存酸素は加熱処理を行うと減ってしまいます。そのため、プレミアムウォーターでは、コストのかかる非加熱処理で生産管理を行い、溶存酸素を維持したままの天然水を提供しています。

そのおいしさと品質は、単にメーカーがうたっているだけではありません。「富士吉田」「北アルプス」「朝来」「金城」「南阿蘇」から採水された天然水は、2020年度の「モンドセレクション」で優秀品質金賞、「International Taste Institute(国際味覚審査機構)」で優秀味覚賞を受賞しています。

口当たりのよいまろやかな水を味わいたいのであれば、プレミアムウォーターは候補に入れたいメーカーといえるでしょう。

  • 料理にも使うのですが、そうめんのつけダレには特に欠かせません
  • 天然水にレモンをつけておくだけで、とてもおいしいレモンウォーターができます
  • おいしい水だから、お客さんにお水やお茶を出すときにも使っています

水のコストが圧倒的に安い|ウォータースタンド

実質月額【24L】
(水+サーバー)
2,206円~
(長割プラン利用時)
実質月額【48L】
(水+サーバー)
2,212円~
(長割プラン利用時)
月額電気代の目安
0円~
(ナノシリーズ メイトの場合)
月額レンタル料 2,200~8,778円
水の料金
(500ml換算)
約0.1円(水道料金)
水の種類 水道水(浄水/RO水)
ボトルのタイプ
-
-
デザイン
使いやすさ

ポイント

  • 水道直結型だから、水の料金=水道料金。残量を気にせず料理にもどんどん使える
  • ボトル交換の手間がなく、省スペース
  • 本体の故障対応と定期メンテナンスが無料で、アフターフォローも万全

ウォータースタンドのウォーターサーバーは水道直結型です。本体内に高機能フィルターがあり、引き込んだ水道水をろ過しておいしい水を作ります。水道水を使用するため、宅配水メーカーと比較して水代が圧倒的に安くなるのが最大の特徴で、コストは月額レンタル料、水道代、電気代だけです。

ボトルタイプ・水道浄水型

ボトル注文の必要がないため、「来月は長期旅行するから水は少なめにしよう」「夏休みだから多めに注文をしよう」といった調整も不要。ボトル交換の手間もかかりません。

ボトルを設置する必要がないため、本体は高さがコンパクトに抑えられます。キッチンの一角やカウンターの上に設置しても圧迫感がありません。

フィルターは無料の定期メンテナンスで専門スタッフが交換してくれます。修理対応だけではなく、本体が経年劣化したときも無償で交換できるのがうれしいポイントです。

  • キッチンの食器棚に設置したので料理するときに大活躍しています
  • 出勤前の慌ただしい時間にお湯を沸かさなくてもいいので大助かりです
  • 子どもが好きなだけ水を飲めるし、家族みんな前より水分を取るようになりました

おすすめのウォーターサーバー|比較表

メーカー名 フレシャス
アルピナウォーター
プレミアムウォーター
ウォータースタンド
実質月額【24L】
(水+サーバー)
4,158円~
2,897円~
3,974円~
(3年契約プラン)
2,206円~
(長割プラン利用時)
月額電気代の目安
約330円~
(dewoの場合)
約580円~
(エコサーバーの場合)
約500円~
(スリムサーバーIII ロングタイプの場合)
0円~
(ナノシリーズ メイトの場合)
水の種類 天然水 RO水(ピュアウォーター) 天然水 水道水(浄水/RO水)
デザイン
使いやすさ
公式

※上記は外部サイトへ遷移します

ウォーターサーバーのメリットまとめ

  • ウォーターサーバーをレンタルする前に、メリットとデメリットをよく比較しておくこと
  • デメリットはコストがかかり、ボトル交換やメンテナンスなどの手間が増えること
  • メリットは安全でおいしい水で暮らしが豊かになり、買い物や備蓄の手間が減ること

※この記事は2021年1月時点の各社公式発表情報を元に作成しています。商品や金額が異なっている場合もございますのでご了承ください。